BLUESNIK

Jacqui / Richie Powell


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Chode Changes

Cm7 F7
BbM7
Dm7 G7
CM7
F7 Fdim
F7
F#7 F#dim
F#7

Cm7 F7
BbM7
Dm7 G7
CM7
F7 Fdim
F7
F#7 F#dim
F#7

B7
B7
B7
B7
E7
E7
B7
B7
C#m7
F#7
B7
B7

Cm7 F7
BbM7
Dm7 G7
CM7
F7 Fdim
F7
F#7 F#dim
F#7

 「Study In Brown/Max Roach And Clifford Brown」に収録された曲。

 僕は絶対音感がないので、採譜をするまでこんなに難しいキーだとは気づきませんでした。もちろんアドリブが余りにも淀みないから気づかなかったのです。きっと簡単だろう、なんてのんきに考えてました。

 この曲は構成からして変わってます。AABA形式なのですが、サビがブルースになっています。テーマがブルースでサビが別の進行、というパターンはよくありますが、逆は珍しいです。探せばあるのでしょうが、僕はこれ以外知りません。

 テーマのメロディは何だか表現の使用のない、それでいて耳に残るラインです。2管でハモっているし、バックのリズムもかっちりと決められていますので、きっちりとした印象を受けます。

 サビは一転してリラックスした雰囲気のブルース。メロディはサビの6小節めまでしか決められておらず、7〜12小節めはアドリブになっています。上記アルバムではハロルド・ランドがスムースなアドリブを聴かせてくれます。

 テーマ部のコード進行が珍しいです(採譜が合ってれば、の話ですが。前半1〜4小節は普通なのですが、後半はいわゆるII-V-Iで終わらないために終止感がありませんし、コンサートキーであるBbで終了していません。

 サビはブルース。一瞬とっつきやすいのですが、キーがBで激ムズ。他の方はともかく、私にはとても演奏できません。


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