BLUESNIK
In A Sentimental Mood / Duke EllingtonChode Changes
わざわざコメントすることもはばかられる大スタンダード。Duke Ellingtonの傑作です。モダンジャズでは「Duke Ellington And John Coltrane」での名演奏が忘れられません。 コード進行は、AABA形式。極めてオーソドックスです。メロディが美しい曲ですね。キーはF。通常バラードで演奏されます。 1〜4小節目までマイナーコードですが、役割が違います。1・2小節めは、トニックマイナーのVI度であるDm。3・4小節めはサブドミナントマイナーであるII度のGmです。トニック−サブドミナントという普通の流れなんですが、マイナーコードなのでタイトルの「Sentimental Mood」に一役買っています。5小節めはトニックであるVI度に戻り、その後II-V-IであるGm7-C7-F という流れにつながります。 サビはDbに転調。ここはDbの循環です。最後7〜8小節目だけはFに戻りますが、ペダルトーンになっています。 「In A Sentimental Mood」が聴けるアルバム
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