BLUESNIK

Byrd In Flight/Donald Byrd


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Blue Note 4048

  • Ghana
  • Little Boy Blue
  • Gate City
  • Lex
  • Bo
  • My Girl Shirl

3:January 17, 1960

1,4:January25, 1960

2,5,6:July 10, 1960

Donald Byrd(tp),Jackie McLean(as),Hank Mobley(ts),Duke Pearson(p),Reggie Workman(b),Doug Watkins(b),Lex Humphries(ds)

 とても質の高いアルバムだと思います。名曲ぞろいです。バード−モブレイの2管とバード−マクリーンの2管の2つのバンドを収録しており、残念ながらマクリーンとモブレイとの共演はありません。

 マクリーンは7月10日のセッションに参加。2曲目はバードのワンホーンなので、参加しているのは5・6曲目のみです。いずれもライブアルバム「At The Half Note Cafe」に収録されています。こちらにはマクリーンは参加していませんが、出来はライブということもありこちらの方がいいです。(^^;; 

 1曲目はラテンのリズム。だから「Ghana」?アドリブは4ビートです。モブレイが丁寧なアドリブ職人の技を聴かせてくれます。

 2曲目は「Little Girl Blue」なのでしょう。知らないんですけど・・・。クレジットにはマクリーン参加になっていますが、サックスの音は一音も聞こえてきません。しっかりしたバラードになってます。

 3曲目は軽快なブルース。全員お手の物で歌ってます。「Profile/Duke Pearson」の「Gate City Blues」と同一曲?

 4曲目はこれまた軽快なアップテンポのナンバー。複雑なテーマがカッコいい。

 5曲目はユーモラスなテーマがいいです。途中のコール&レスポンス、コーラス終わりのつんのめるようなメロディが好きです。マクリーンは中身の濃いフレーズをじっくりと積み重ねていきます。ところで「Bo」って何のことでしょう?

 6曲目の「My Girl Shirl」はマイナー調のアップテンポ。マクリーンの大得意な種類の曲であることもあり、聴かせてくれます。


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