私はこのアルバムをCDで所有していますが、CDの1曲目(Little T)と2曲目(Exhibit A)はLPでは「Art Blakey And The Jazz Messengers + The Elmo Hope Quintet」としてリリースされていたものです。
1曲目(Little T)はいかにもハードバップなテーマのマイナーブルース。マクリーン、のっけのブレイクからいいです。アドリブもカッコええ!ブレイキーとの相性もいいですね。
2曲目(Exhibit A)は耳に残るテーマの佳曲。実は難曲だと思います。ブレイキーのソロもハリがあります。
3曲目(Scotch Blues)はユニークなテーマ。好きです。テーマのメロディを吹くトランペットの後ろでバグパイプ風の変な音(だからScotch Blues ?)を出しているのはマクリーン?ソロは普通の4ビートです(^^)。
4曲目(Once Upon A Groove)はスタンダードでしょうか?良く知りません。中庸な感じですね。
5曲目(Sam's Tune)はいかにもピアニストの作った曲らしく、息継ぎの難しそうな(笑)曲です。ブレイキーとの4バースが楽しめます。
6曲目(Touche)はミディアムテンポ。なかなかカッコいいテーマです。マル・ウォルドロン作曲ですね。ソロはまあまあ。
7曲目(Wake Up)はちょっと「The Eternal Triangle」に似た循環。速い!マクリーンはここぞとばかりに持てるビバップの技を聴かせてくれます。ビル・ハードマンもなかなか。
8曲目(Ritual)はブレイキーのドラムソロメインの曲。フロントは効果音で参加。「A Night In Tunisia」のアレンジの原形ですね。リズム・パターンが同じです(^^)。
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