BLUESNIK

Ritual / Art Blakey And The Jazz Messengers


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Ritual

Pacific Jazz M-402

  • Little T *
  • Exhibit A *
  • Scotch Blues
  • Once Upon A Groove
  • Sam's Tune
  • Touche
  • Wake Up
  • Ritual

1,4,5,6 : January 14, 1957 2,3,7,8 : February 11, 1957

Bill Hardman(tp),Jackie McLean(as),Sam Dockery(p),Spanky DeBrest(b),Art Blakey(ds)

 私はこのアルバムをCDで所有していますが、CDの1曲目(Little T)と2曲目(Exhibit A)はLPでは「Art Blakey And The Jazz Messengers + The Elmo Hope Quintet」としてリリースされていたものです。

 1曲目(Little T)はいかにもハードバップなテーマのマイナーブルース。マクリーン、のっけのブレイクからいいです。アドリブもカッコええ!ブレイキーとの相性もいいですね。

 2曲目(Exhibit A)は耳に残るテーマの佳曲。実は難曲だと思います。ブレイキーのソロもハリがあります。

 3曲目(Scotch Blues)はユニークなテーマ。好きです。テーマのメロディを吹くトランペットの後ろでバグパイプ風の変な音(だからScotch Blues ?)を出しているのはマクリーン?ソロは普通の4ビートです(^^)。

 4曲目(Once Upon A Groove)はスタンダードでしょうか?良く知りません。中庸な感じですね。

 5曲目(Sam's Tune)はいかにもピアニストの作った曲らしく、息継ぎの難しそうな(笑)曲です。ブレイキーとの4バースが楽しめます。

 6曲目(Touche)はミディアムテンポ。なかなかカッコいいテーマです。マル・ウォルドロン作曲ですね。ソロはまあまあ。

 7曲目(Wake Up)はちょっと「The Eternal Triangle」に似た循環。速い!マクリーンはここぞとばかりに持てるビバップの技を聴かせてくれます。ビル・ハードマンもなかなか。

 8曲目(Ritual)はブレイキーのドラムソロメインの曲。フロントは効果音で参加。「A Night In Tunisia」のアレンジの原形ですね。リズム・パターンが同じです(^^)。


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