- Billie's Bounce
- Bebop
- Ornithology
- Anthropology
- Oo Pa Pa Da
- The Diamond Jubiliee Blues
- The Theme
January 23-25, 1992
1:Dizzy Gillespie(tp),Benny Golson(ts),David Sanchez(ts),Danilo Perez(p),George Mraz(b),Kenny Washington(ds)
2,3:Dizzy Gillespie(tp),Antonio Hart(as),Clifford Jordan(ts),Danilo Perez(p),George Mraz(b),Lewis Nash(ds)
4-7:Dizzy Gillespie(tp),Paquito D'Rivera(as,cl),Jackie McLean(as),Danilo Perez(p),George Mraz(b),Lewis Nash(ds),Bobby McFerrin(vo)
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ディジー・ガレスピー75歳の誕生日のセレブレイションセッション。アルバムタイトル通り、チャーリー・パーカーゆかりの曲を中心に演奏しています。New YorkのBlue Noteでのライブです。中身はジャムセッションです。
1曲目(Billie's Bounce)は超有名なFブルース。ガレスピーが若いです。デビット・サンチェスもなかなか。ソロごとに入るバックリフがジャム・セッションぽくていいですね(^^)。プロがこういうのをやるのを聴くのはとても楽しいですね。
2曲目(Bebop)は速い!クリフォード・ジョーダンはハードバップセオリーに基づく正統派のアドリブです。アントニオ・ハートは祖父のようなガレスピーの前で懸命に演奏します。このソロ、とてもいいです。
3曲目(Ornithology)もおなじみの曲。いずれのソリストともなかなかの演奏です。
4曲目(Anthropology)はBb循環。さすがにガレスピーはテーマがつらそう。パキートはハイレンジまで目いっぱい鳴らしたアドリブです。正直いって余り好みのソロではありません(^^;;明るいですね。ガレスピーは渋い。内容も濃いですね。さすが!三番手に出てくるマクリーンは比較的オーソドックスです。60年代のライブを聴いているようです。いいソロですね。
5曲目(Oo Pa Pa Da)もBb循環。ガレスピーとボビー・マクファーリンのボーカルが堪能できます。ガレスピーは若さ溢れるスキャットで迫力満点。いいです。マクファーリンは素晴らしいまとまりがありますね。バックものってます。パキートはクラリネットでソロ。マクリーンはダブル・タイムを使ったソロでサービスいっぱいです。こういうセッションならではですね。エンディング、最高です(笑)。
6曲目(The Diamond Jubiliee Blues)は短いながらもガレスピーのスキャットによるコール&レスポンスが楽しめるブルース。恐らく即興でしょう。
7曲目(The Theme)はいつものテーマ。マクリーンとパキートが短いながら掛け合いをします。
全般にガレスピーの若さに驚かされます。老いてなお後輩ミュージシャンに匹敵するフレイズを吹くのですからね。本当の革新者というのはいつまでも新しいのですね。
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