「Tune Up」と同日のライブ盤。こちらはマクリーンのオリジナルで固められています。
1曲目(Dr.Jackle)いきなりタイトルが間違ってます。これはMinor Marchですね。アルバムのタイトルになってますから訂正できなかったのでしょうか。マクリーンのアドリブは相当ワイルドです。途中ビリー・ヒギンズのドラムソロが聴けます。結構珍しいのでは?ラスト近くでマクリーンは「Be Bop」のリフを何度か挟みます。これはなかなかカッコいいですね。
2曲目(Melody For Melonae)は「Let Freedom Ring」で演奏された曲。ベースが活躍します。マクリーンの演奏はオリジナルのような消化不良的なものがなく、完璧にハードなモードとして再生しています。アドリブのスタイルもこれまでに見られなかった細かいフレイズを積み重ねていく手法をとります。フラジオも何回か...。
3曲目(Jossa Bossa)はLP未収録。これだけマクリーン作曲ではありません。それにしてもテーマがよくわからない曲です。典型的なモード曲。
4曲目(Little Melonae)はおなじみの曲です。何回か録音されているバージョンのうち、これがいちばん過激ですねぇ。ソロはフリー色が強く、途中ちょっと一本調子の気がします。
5曲目(Closing)はテーマなしのブルースです。これはなかなか。
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