BLUESNIK

Confirmation / Charlie Parker


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Chode Changes

FM7
Em7-5 A7
Dm7
Cm7 F7
Fm7 Bb7
Am7-5 D7
G7
C7

FM7
Em7-5 A7
Dm7
Cm7 F7
Fm7 Bb7
Am7-5 D7
Gm7 C7
FM7

Cm7
F7
BbM7
Fm7 Bb7
Ebm7
Ab7
DbM7
Gm7 C7

FM7
Em7-5 A7
Dm7
Cm7 F7
Fm7 Bb7
Am7-5 D7
Gm7 C7
FM7

 チャーリー・パーカーの代表曲。文句無しにビバップの名曲であり、無数のカバーが存在するモダンジャズの古典です。おそらく日本中の大学ジャズ研で毎日のように演奏されていることでしょう。

 リズムはミディアムからファーストの4ビート。テーマのメロディはビバップ特有の跳躍のある、3連譜を多様しているものですが、とても憶えやすく親しみやすいメロディです。「古典」なだけあり、イントロにはCペダルとか、3小節めの「合いの手」などお決まりのルールがたくさんあります。

 テーマの進行はAABA形式。キーはF。コード進行はビバップらしくドミナントモーションの連続です。恐らく誰が演奏してもアドリブはビバップぽくなることでしょう。1〜3小節めのラインはパーカーのお気に入りなのか、「Blues For Alice」と同じです。

 このコード進行は「Dig/Miles Davis」では「Denial」として、「Night At Village Vanguard/Sonny Rollins」では「Striver's Row」として演奏されています。また、「Finger Poppin'/Horace Silver」の「Juicy Lucy」も同じコード進行です。

 おそらくアドリブを志すすべてのミュージシャンが演奏したことでしょう。それだけ魅力のある曲です。

「Confirmation」の聴けるアルバム
Now's The Time/Charlie Parkerパーカーの残した有名なバージョンです。手慣れた感じで底知れない名演奏です。
A Night At Birdland/Art Blakey豪快な「バードランドの夜」でも演奏されています。クリフォード・ブラウンのアドリブはタンギングが美しい!
4,5 And 6/Jackie McLean親しみやすいハードバップ演奏です。お手本になるようなアドリブ満載です。
Stitt Plays Bird/Sonny Stitt「Another Bird」とも言われたというソニー・スティット。彼のパーカー演奏集は決してパーカーのエピゴーネンではなく、スティットならではのフレイズに満ちています。
To Bird With Love/Dizzy Gillespieディジー・ガレスピー晩年のバースディライブ。なんとウィントン・マルサリスの「Confirrmation」が聴けます。興味あるでしょう?

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